2月13日 集まった詩屑

(2月13日の素敵なこと)



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囲炉裏から燻った匂いを衣服に纏いながら

天ぷらと卵丼を食べる。

見知らぬ人にも笑みを浮かべる息子を横目に、微笑ましく思う。

息子を見て可愛いと言ってくださる気持ちも嬉しく感じ、帰ってからも衣服に纏う匂いと共に笑顔で温かな気持ちになった。陽気な温かな1日。息子は口をもぐもぐしながら眠りについた。そんな息子も私と同じ匂いを纏っている。


つきなみ

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覚えてくれてた。

何年もたっている、あの日の会話を。

なんて、いいやつ。

ただ、それだけのことなのに。



あらかわゆうこ


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10才のバレンタイン

10才のデート みんなでデート

何日も前から浮つくムスメ

春めく陽気 恋するココロ

落とした物は なんだったっけ

忘れたくても 思い出せない

たくさんのチョコレート

切ないフォークソング

ぼうっと明るい涙が浮かんだ



まがらゆか


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冷蔵庫を開けたら、メモが付いたギフトパックが。

「Happy Valentines day

いつもありがとう

バスクチーズケーキとチョコラソーヌです 」

思い通りにいかない八つ当たりを向けてきて、そのお詫びだろうと察する母。

娘の態度に確かに良い気持ちではなかったけど、本人はおそらくわかっているだろうと、ただただ静かに見守っていた2週間。

生きていれば、自分の感情に自分が振り回されるときもあるさ。

でも、そんなエネルギーは長くは続かないものさ。

チョコラソーヌとやらは甘苦く、わたし好みの美味しさでした。



つにてんてん


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山のようにあった雪はいつのまにかなくなり

小鳥がエサを求めて土の上をちょこちょこと

午後2時の気温は18度

日差しは眩しく、コートもいらない暖かさ

スーパーの入り口真ん中で苺がこんにちは

気づけば春はもうすぐなんだなぁ



結花


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椿の赤と

葉っぱの緑と

雪の白に

心が軽くなる




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子供のころから

晴れた空を見上げて

お日さまを浴びるのが好きだった。

それがね、今日知ったのだけど、

お日さまをおでこに浴びると

セロトニンっていう幸せホルモンが出るんだって。

あのシアワセ感は

本物だったんだなぁ。

体の感覚、間違ってない。素敵だな。確かだな。

もっと自分を信じていいんだな。



shino


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①大量のチョコレートを湯煎で溶かしました…クルクルと混ぜていくと、

ピカピカ光るようなチョコレート。

②台所に飾った一輪のフリージアが、

ふわふわっと香る。

ふわふわって幸せになる一瞬。

この香り…大好きな香り。

③夕焼け空に浮かぶ月、

細ーい細ーい月。

透明な部分が消えていきそう。



かきさん


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ぽかぽか天気

とびきりの笑顔

たくさん食べてぽんぽんになったお腹

何より一番になった宝物



MT

想作あれこれ

こちらは展示場です。 あれこれいろんなものを詰め込んでいます。 想うことを大切に作ります。 ー エガクカナ ー

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