「いる みる つくる はなす」について②(インスタをつかうこと)
「ワクワクすること」が集まってきました。
インスタ@irumiru_fukuiの投稿を何度も見返していると、
ひとつひとつがたまらなく嬉しい出来事のような、
小さな画面の中で宝物をコレクションしているような、
とにかく嬉しい。
数ヶ月前、ファミレスに3人で集まってこの企画を考えていた時のノートには、
「メディアアート」と「得意・不得意」というキーワードが残っています。
コロナ禍は大前提として、今回インスタを使うことになった大きなきっかけです。
(↑「フルーツポンチ」「ナタデココ」はなんだったのだろう・・・)
一緒に公開制作をする和紙造形作家のかとうこづえさんと、
手描きイラストや消しゴムはんこを作る私は、
どちらかというと「原始的」な創作方法が得意ですが、
テクノロジーを感じる表現にも感動しますし、憧れもあります。
「メディアアート」の話をしていた時、
私が真っ先に思い出したのは学生の頃に美術館で観た
ナムジュン・パイクのブラウン管テレビのタワーでした。
話はころころ転がります。
ライゾマティクスから絵巻物まで
あれやこれやと話が転がり
たどり着いたのがインスタグラム。
画像が正方形で並んでいて「絵になる」感じがいい。
「原始的」が得意な企画メンバーができるテクノロジー的な精一杯であり、
「今、なるべく誰でもできるような方法で作ることを共有したい」という
共通の想いにぴったりの道具でした。
振り返ってみると、ブラウン管テレビのタワーもインスタの正方形も
ちょっと似てるような感じがします。
もっと後になってから振り返るとかなり原始的かもしれません。
今、
誰もが持っている小さな画面で、
簡単な方法だけど、とてもあったかい創作が広がっていくことが
すごく面白いなと思っています。
とはいえ、
私はまだ本部に届いている作品そのものを見てはいないので、
やっぱり本物を見たい!
送られてきた作品がすごく素敵なんです。
ぜひインスタ覗いてみてください。@irumiru_fukui
作ってみたくなるかもしれません。
もしそうなったら・・・私はすっごく嬉しいです。
「いる みる つくる はなす」という企画(主催:福井芸術・文化フォーラム)では
「ワクワクすること」を絵、詩、声などの形で募集しています。
※締め切りは8月31日まで(延長されました)
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