「いる みる つくる はなす」について③(想像)
想像力を大切にすること
人を想うこと
やっぱりこれが原点
中学生の頃に買ってた雑誌はSCREENとロードショーがほとんどで、都会のミニシアターで上映されてるような映画の小さな記事を読んで想像していました。どんな映画か。都会の映画館についても想像、妄想、空想。
観ようと思えば観れるようになったら、ちょっとつまらなくなってしまったんです。
想像の方が良くて。笑
地元に戻って美術館巡りが出来なくなって、
さみしかったのも慣れてきてしまって、
ネット上のアート展などの記事も見なくなっていたのですが…コロナ禍になってから時間もあるし美術館の情報を観てみると、おもしろいんです。
想像なんだけど、行きたいけど行けないなというのも付加価値になって頭の中の美術館で遊んでるんです。もう、そう。
プロレスも、そう。
プロレスは実際に観たいんだけど、今その場所のその人の試合っていうのを観ることは私にはまだハードルが高いので、バックステージコメントとかで妄想してるんです。つぎは勝つ。これは予想。
絵も、詩も、そう。
企画に集まってきた作品の実物をやっと見ることができました。色づかいや、紙の質感、筆跡、入っていた封筒、画像ではわからない存在感。どんな人が描いたのか。どんな想いで描いたのか。
その想いを大切に受け取る。そしてこの企画の「ひとつにする」をどうしようか。
想像する。妄想する。空想する。
大切な人に贈り物を選ぶ時と同じで楽しい。
もう、そう。
そういうこと。
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